Alcotrade Trust

イタリア

Bepi Tosolini

べピ・トソリーニ

1943年 設立

面積:自社畑60ha、協同メンバーの畑650ha以上

生産量:30万本

~「蒸留の父」が生んだ、伝統と革新のトソリーニ方式~
1943年の第二次世界大戦中に、ベピ・トソリーニ氏によって設立された蒸留所は、グラッパを質素で庶民的な飲み物から世界的に評価されるスピリッツへと昇華させることを目指し、技術革新を続けています。1950 年代には、熟成にトネリコの木樽を使用したイタリア最大のグラッパセラーも設立しました。
  
シンプルでナチュラル、無添加、無着色を哲学とし、ベピ・トソリーニの直感と熟練によって製法改革も実現。専門誌の著名なジャーナリストから「蒸留の父」と称されたベピは、手動制御が可能な蒸留器を設計し、マールやブドウを「焼く」のではなく、アルコール蒸気を優しく上部へ運ぶことで、純粋で芳香豊かなグラッパを生み出しました。収穫後すぐに蒸留することで果実特有のアロマと香りを保つ製法は、生産者の名を冠して「トソリーニ方式」と呼ばれています。
  
尊敬、善意、誠実さをモットーに受け継がれてきた家族の精神は、現在3代目の3人の孫たちによって、伝統と情熱と共に引き継がれ、最高品質の蒸留酒を生み出し続けています。

ワイン畑の絵