Alcotrade Trust

イタリア

Cantine Settesoli

カンティーネ セッテソーリ

1958年 設立

面積:6000ha

生産量:2000万本

カンティーネセッテソーリは、1958年に68名のワイン生産者によって設立され、現在では2000名の会員と6000ヘクタールのブドウ畑を擁するシチリア最大の協同組合です。そのうち1000ヘクタール以上が有機栽培認証を取得しており、「Alta Qualità Bio」プロジェクトを通じてさらに高品質で環境に優しいブドウ生産を追求しています。

また、イタリア最大級の太陽光発電所を所有し、再生可能エネルギーを活用してエネルギーの78%を自家消費するほか、2024年までのカーボンニュートラル達成を目指すなど、持続可能な開発を推進。これらの取り組みにより、VIVA認証やSOStain Sicilia認証を取得し、完全ビーガン製品ラインの展開にも成功しています。
さらに、地元のテッレ・シカーネ地区では5000世帯の70%が組合活動に関与しており、地域の経済、文化、そしてワイン産業の発展に多大な貢献をしています。カンティーネセッテソーリは、透明性を確保するため2003年にイタリアで初めてトレーサビリティシステムを導入し、生産ラベルに識別コードを記載することで原産地から製品まで完全な追跡可能性を実現しました。

こうした持続可能性、品質管理、地域社会への貢献が評価され、「ガンベロ・ロッソ」の「価格と品質のバランスが優れている年間最優秀ワイナリー」賞や、「ソダリタス・ソーシャル・アワード」を受賞しています。

ワイン畑の絵