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イタリア

La Veneranda

ラ ヴェネランダ

1827年 設立

面積:16ha

~「尊敬すべき女性」の名を冠する、環境にも食卓にもやさしい女性経営のワイナリー~

1568年からモンテファルコの土地を耕し続けてきた一族が、1827年にワイナリーを創設しました。当時の当主であるマリア・アロイーザ・モンチェッリは、思慮深く才気あふれる女性で、生産への情熱と誠実な姿勢から「ラ・ヴェネランダ(尊敬すべき女性)」と称されていました。その名は、現在のワイナリー名として受け継がれています。

現在は、エレオノーラ・アレッサンドレッリとアンナ・リタ・スカルカという2人の女性がこの伝統を引き継ぎ、完全女性経営のワイナリーとして運営。サグランティーノ、グレケット、サンジョヴェーゼなど在来品種の保存と栽培に力を注いでいます。

所有するブドウ畑は、標高300mに位置するモンテファルコの14haと、フォリンニョとスポレートの間にある2haを合わせた計16ha。南東向きの畑には、樹齢40年を超える古木も多く、剪定から収穫までのすべてを丁寧な手作業で行っています。

2005年に自社ラベルでの初リリースを果たして以来、ブドウの栽培から醸造、瓶詰、販売に至るまで一貫して自社で手がけ、モンテファルコの魅力を国内外へ発信し続けています。2019年からは「100%クリーンエネルギー」プロジェクトに参加し、セラー内のすべての機器を再生可能エネルギーで稼働させるなど、環境への配慮にも積極的に取り組んでいます。

また、ラ・ヴェネランダではワインだけでなく、この地の味と伝統を大切にした特産品の製造も行っています。トリュフソース、チーズ、生ハム、エクストラバージンオリーブオイルなど、いずれもモンテファルコならではの風味と個性を持ち、ワインとの相性も格別です。

ワイン畑の絵