約400人のメンバーが所属する、プーリア最古のワインメーカー協同組合。伝統的な方法と現代農学の醸造技術を融合、減農薬栽培や収量制限を行い、高品質でコストパフォーマンスの高いワインを造っています。学生の就業体験や、ワイナリーの前の広場でスタッフとその家族のためのパーティーを開催するなど、地域コミュニティにも愛される存在です。
プルドゥットーリ・ヴィニ・マンドゥーリアは、プリミティーヴォワインの生産に情熱を注ぎ、その守護者としての役割を果たしています。ブドウ畑は900ヘクタール以上の面積を所有しており、その半分以上がプリミティーヴォの生産に充てられています。高樹齢の畑では株仕立てが一般的で、若い畑ではエスパリエ仕立てが用いられています。1ヘクタールあたりの平均的な樹木の密度は4000～5000本で、収穫量は900キンタルです。さらにサレント地域の歴史的なブドウ品種であるネグロアマーロも重要で、総生産量の25％を占めています。
ボトルのバックラベルにはEqualitasというイタリアの持続可能性認証マークを表示しています。この認証は、ワイン産業において環境保護、社会的責任、経済に焦点を当て、持続可能な方法でワインを生産していることの証であり、消費者に高品質かつ地球環境に配慮した商品を提供することを約束しています。
　　
～プーリア州について～
イタリアの南部に位置し、国土の「ブーツ」のかかと部分に当たります。この地域は古代フェニキア人によってワインが生産され、バルレッタ港を通じて多くのワインがヨーロッパ各地に輸出されたことから、「ヨーロッパワインの貯蔵庫」として知られています。また、この州はイタリアのロザートワインの生産量の約3分の1を占め、特にとんがり屋根の「アルベルベッロのトゥルッリ」と呼ばれる建築物など、ユネスコに登録された4つの世界遺産があります。