Alcotrade Trust

スイス

Cave de la Côte

カーヴ ド ラ コート

1929年 設立

面積:448.7ha

生産量:350万本

~テーブルワインからグラン・クリュまで扱うヴォー州最大のワイン生産者協同組合~
カーヴ・ド・ラ・コートは1929年に、モルジュ地方の数人のワイン生産者が協同組合のワイナリーを設立したことから始まりました。現在では約300のブドウ生産者や農家が所属し、ローザンヌからサティニーまで大小約1,800区画、総面積450ヘクタールの土地をグループ化しています。これはコート地方のブドウ畑の4分の1を占める規模に相当します。
またスイス農学研究所およびワインスクールと共同で新しいブドウ品種や革新的な栽培方法の開発にも積極的に取り組んでおり、その分野で主導的な役割を果たしています。新品種のギャマレやドラルは、その味わい深さから有望品種とされています。スイスらしいラベルデザインも人気です。
  
《 Vaud ヴォー州について 》
ロマンド地方の一部で、スイスの南西に位置しています。有名なレマン湖の対岸がフランスで、別名「レマン湖地方」とも呼ばれます。この地のブドウ栽培の歴史は古く、ローマ時代まで遡ります。現在のブドウ畑の基盤は、11世紀にベネディクト会とシトー会の修道院によって形成されたと考えられています。そのテラス状に広がるブドウ畑とブドウ農家が暮らす小さな村が織り成す景観、ワインづくりの長い伝統と歴史を評価され、2007年に「ラヴォー地区の葡萄畑」の名でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

ワイン畑の絵