アメリカ
Thirsty Owl
サースティー アウル
2001年 設立
面積:22ha
生産量:30万本
カユガ湖西岸に佇む、伝統と革新を受け継ぐ家族経営ワイナリー
サースティ アウル ワイン カンパニーは、フィンガーレイクス地域のカユガ湖西岸中央部に位置するワイナリーで、2001年にテッド カップによって設立されました。ニューヨーク州のワイン産業の先駆者であり、カユガ湖ワイントレイル*の創設者でもあるロバート&メアリー プレーン夫妻が所有していた150エーカーの土地を基盤とし、フィンガーレイクスが米国有数のワイン産地として知られる以前から栽培が行われてきた伝統ある土地を受け継いでいます。またボートの停泊所を備えた珍しいワイナリーとしても知られています。
フィンガーレイクス湖畔は、理想的なブドウ栽培に適した立地条件を備えています。湖の存在は大きく、冬には冷たい空気が湖へと引き込まれることで周辺の気温が緩和され、霜害からブドウの樹を守ります。夏は短いものの、秋は暖かく晴天が多く、その間に湖水が温められることで生育期間が延びます。気候がリースリングの原産地であるドイツに似ていることから、上質なリースリングが育ちます。また、一般的に西海岸のイメージが強いシラー、メルロー、カベルネソーヴィニヨン、マルベック、ピノノワールといった品種も、この地域で良好に育ちます。
サースティ アウルではフィンガーレイクス産のブドウを100%使用し、その85%は自社畑で持続可能な農法により栽培しています。さらに太陽光発電を導入するなど環境負荷の低減にも取り組み、「認証サステナブル」生産者として、自然環境と地域社会に配慮したワイン造りを行っています。
創業当初はわずか4種類・約1,200ケースからのスタートでしたが、現在は2代目のジョン カップが経営を引き継ぎ、生産量は創業当初の10倍以上に成長。エンタープライズ リーシング カンパニーでマネジメント経験を積んだジョンは、父テッドとともにワイナリーを立ち上げ、23年以上にわたりセールス、マーケティング、小売、そしてワイン造りに至るまで、事業全体の成長を牽引してきました。
醸造を担うのは、フィンガーレイクス出身の醸造家ショーン カイム。ワイナリー設立時の最初の従業員として採用されてから20年以上にわたってワイン造りに携わり、その年ごとの気候や生育条件に応じて畑と醸造に工夫を凝らしながら、テロワールとヴィンテージの個性を丁寧に映し出すワインを造り続けています。
創業以来、サースティ アウル ワイン カンパニーは、創業者のカップ家とともに、フィンガーレイクスならではの個性を映し出す高品質なシグネチャーワインの生産に誇りを持って取り組んでいます。
リースリングでは、ガバナーズ カップ(知事賞)やジョン ローズ賞をはじめとする数々の権威ある賞を受賞。この地域では数少ないマルベックやシラーをはじめ、個性豊かなブレンド、赤、白ワイン、アイスワインなど、多彩なラインナップを手がけています。
~ワイナリー名の由来について~
「サースティ アウル」とは、直訳すると「喉が渇いたフクロウ」。
創設者テッド カップが、ある夜少し飲みすぎて帰宅する途中、ぶどう畑で「喉が渇いている大きなフクロウ」を見たと思ったことが、ワイナリー名の由来です。
*カユガ湖ワイントレイル(Cayuga Wine Trail):アメリカ最古の、湖畔を巡るワイナリー街道。









