700人以上のブドウ農家が結成した協同組合で、カタルーニャ地方におけるCAVA（カバ）生産のパイオニアとして世界的に知られています。
　
約800万本の年間生産量のうち、70％以上を世界40カ国以上へ輸出。ペネデス地方の主要産地であるサン・サドゥルニ・ダノイア、ビラフランカ・デル・ペネデス、サン・クガ・セスガリゲスの3拠点に設備を構え、高品質なカバとスティルワインの生産に取り組んでいます。
ワイナリーでは、空気圧式プレス機やステンレス製発酵タンク、発酵温度管理、マセラシオン、継続的な冷却安定化処理、酵母選別など、最新の製造技術と設備を駆使し高品質なワイン造りを実現しています。
　
ブドウ栽培は4人のチーム体制で生産者を支援し、持続可能な農業を推進。
畑は地中海性気候にあり、石灰分を豊富に含む粘土質ローム土壌が広がっており、理想的なブドウ栽培環境を形成しています。主要品種は白ブドウが87％（チャレッロ、マカベオ、パレリャーダ、シャルドネ、マスカットなど）、赤ブドウが13％（メルロ、テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーなど）です。生産するワインの75％以上がカバで、輸出先市場に合わせたドサージュ調整を実施しています。すべてヴィーガン対応のワインです。
　
また、畑から消費者まで完全なトレーサビリティを確立し、2016年以降は国際食品規格（IFS）認証で毎年最高評価を獲得しています。パッケージデザインやブランドスタイルにもこだわり、若年層の消費者にも親しみやすいアプローチを展開しています。