イタリア
Poggio Salvi
ポッジョ・サルヴィ
1980年 設立
面積:27ha
生産量:13万本
伝統と情熱を融合させながら丹精にワイン造りを行う家族経営のワイナリー
オーナーのポッジョ・サルヴィ氏は、元銀行員で、退職後に長年の夢であったワインメーカーに転身し、1980年に自身のワイナリーを設立しました。
現在は、経営全般に妻のローラ・ビッキ夫人が携わり、息子であり醸造学者でもあるヤコポ・ボヌッチ氏がワイン生産の責任者を担当しています。
トスカーナのちょうど真ん中あたりのシエナ県ソヴィチッレ市にあるこのワイナリーは、13世紀初頭に設立されたシエナのミゼリコルディア(教会付属慈恵病院)の跡地に建てられました。
社名の由来はラテン語のSalus(=Salvi)で、「健康」を意味します。
標高280メートルに位置する緩やかな丘の斜面に広がる畑は、シエナの周辺に特有の「石灰華層」土壌を有しており、冬は寒く、春は高湿度、夏は非常に暑くかつ乾燥しているという、ブドウの成熟に理想的な気候条件が整っています。
70年代に植えられた古樹もあり、果実の糖度を向上させるために密植栽培(5000本/1ha)が採用されています。