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フランス

Château du Clos

シャトー・デュ・クロ

1782年 設立

面積:3ha

~マコネ地区の中でも評価の高いAOCプイィ・フュイッセで、エレガントで力強い王道ブルゴーニュを追求する老舗生産者~

シャトー・デュ・クロは、1782年から続くコンビエ家所有の歴史あるシャトーです。現当主ジャン=フランソワ・コンビエ氏は8代目にあたり、家系にはシャンパーニュの名門「モエ・エ・シャンドン」の創設者レオナール・シャンドンも名を連ねています。

このシャトーは、「プイィ・フュイッセ」アペラシオンの名前の由来ともなった村、ソリュトレ=プイィの中でも「プイィ」と呼ばれる地区の中心に位置しています。2009年よりオーガニック栽培への転換を進め、2013年にはプイィ・フュイッセの畑として初めて有機認証を取得。マコネ地区においても先駆的な存在となりました。

3ヘクタールのブドウ畑は、ブルゴーニュ伝統の囲い畑「クロ」としてシャトーを取り囲み、プイィ・フュイッセ プルミエ・クリュ “プイィ”(2ヘクタール)、プイィ・フュイッセ(0.75ヘクタール)、マコン・ソリュトレ=プイィ(0.25ヘクタール)の3つのアペラシオンにまたがっています。平均樹齢は50年を超え、なかには1936年の植樹、第二次世界大戦以前に植えられた古樹も残されています。

この地では18世紀からすでにシャルドネが栽培されており、当時からコート・ドールに匹敵する評価を受ける白ワインが造られていました。石灰質泥灰岩の上に粘土や崩積土が重なるこの特有の土壌は、複雑味、凝縮感、そして長い余韻を備えた、まさに偉大な白ワインを生み出す理想のテロワールといえます。

2012年からコンビエ家は、メゾン・ジョセフ・ビュリエにシャトー・デュ・クロの畑の栽培管理、醸造、そしてワインの独占販売を託しています。

このパートナーシップにより、歴史と伝統を受け継ぐシャトーの遺産と、ジョセフ・ビュリエが掲げる「オート・クチュール」的な栽培、そしてなるべく手をかけない自然に任せた醸造哲学が融合。各区画ごとのテロワールの個性を、時間をかけて丁寧に、そして純粋に引き出した唯一無二の白ワインが生み出されています。

ワイン畑の絵